開館に向けてガラスケースの展示物を点検する職員（横綱記念館）

　【福島】町内の２つの観光施設、横綱千代の山・千代の富士記念館（横綱記念館、福島１９０）と福島町青函トンネル記念館（三岳３２）が１７日、冬季休業期間を終え、開館する。両館とも１１月３０日まで。

　横綱記念館は、町が生んだ２人の横綱、千代の山、千代の富士の功績を伝える施設で、館内では、２人の横綱が誕生するまでの足跡をたどったパネルや、化粧まわし、賜杯（レプリカ）、国民栄誉賞の賞状など、２人にまつわる記念品や資料が展示され、土俵もある。 　青函トンネル記念館は２０年以上の工期を費やし、１９８８年に開通した青函トンネルの工事記録や工事風景のパネル、実際に使われた重機などを展示し、完成までの歴史やドラマを知ることができる。

　両施設を管理する町観光協会は「福島町にまつわる歴史的な偉業を知ることができる施設。町を訪れた際にはぜひ立ち寄ってほしい」としている。

　入館料は横綱記念館５００円、小中学、高校生２５０円、青函トンネル記念館４００円、同２００円。両館共通券７００円、同３５０円。

　両館とも開館時間は午前９時～午後５時。問い合わせは横綱記念館（０１３９・４７・４５２７）、青函トンネル記念館（同４７・３０２０）