年間６０万人目に来館し吉川センター長（左）と記念写真に納まる大須田さん一家

　【木古内】道の駅「みそぎの郷きこない」（本町３３８、吉川衆司センター長）は１２日、今年度の年間来場者数が開業以来最多の６０万人を突破した。節目の来場者は、北斗市在住の会社員、大須田隼人さん（４５）と妻の祥子さん（３１）、娘の一葉ちゃん（２）の家族。吉川センター長からはこだて和牛や海産物などを詰め合わせた記念品が贈られた。

　これまでの最多年度は開業１年目の２０１６年度に記録した５４万人。以降は５０万前後で推移していた。大須田さんは午前１１時ごろ入館。隼人さんは「このような経験は初めてで驚きましたが、ありがたい。娘のおかげかなと思っています」と笑顔を見せていた。

　吉川センター長は最多を更新した要因として、函館江差自動車道木古内インターチェンジ（ＩＣ）の開通や１０月に開設した水族館コーナーなどを挙げ「来館したお客さまがまた来たいと思ってもらえるように、これからもスタッフ一丸となって取り組んでいきたい」と話した。