思い出を胸に巣立つ 浦河フレンド森のようちえん 新園舎で初の卒園式【浦河】

伊原園長から卒業証書を受け取るくじら組の園児
浦河町東町かしわ4の認定こども園浦河フレンド森のようちえん(理事長・伊原鎭園長、全園児112人)は11日、第48回浦河フレンド森のようちえん卒園式を行った。父母や職員に見守られながら、年長くじら組の園児24人が思い出いっぱいの園舎を巣立った。
同園は、昨年4月に現在の園舎に移転し、新園舎で行う最初の卒園式となった。
卒業証書授与で、園児たちは、自分の名前を呼ばれると元気よく「はい!」と返事をして伊原園長の前に進み出ると、目を合わせてお辞儀をしたあと、両手でしっかりと卒業証書を受け取った。
証書を受け取った園児は、父母らの前で高らかに証書を掲げ、「幼稚園で一番楽しかったことは、先生やお友達といっぱい遊んだことです!」「お泊り会で花火をしたことです!」などと園での思い出を振り返り、「大きくなったら、水族館の飼育員さんになりたいです!」などと将来の夢を宣言した。
伊原園長は式辞で「卒園するみんなの姿を見て先生たちは、4月から立派な1年生になるんだと強く思った。いつもチャレンジする気持ちを忘れずに、これからも頑張ってほしい」と卒園児たちにエールを送り、父母らには「子どもたちは、一人ひとり素晴らしい個性を持っている。激動の時代と言われている中、子どもたちが自分でいろいろなことに興味を持つことで力強く育っていける。卒園しても、皆さんと一緒に子育てしていきましょう」と呼び掛けた。
最後に卒園児全員で「たいせつなともだち」を歌い、慣れ親しんだ園舎を巣立った。
関連記事
音の振動「感じる」 室蘭科学の日、子どもたち実験楽しむ【室蘭】
実験や工作を楽しむイベント「室蘭科学の日」が26日、室蘭市輪西町の市民会館で開かれ、春休み中の子どもたちが音や光の“不思議な世界”に興味を深めた。 札幌の市民団体・サイエンスデイさっぽろが主...
オニスロ、本格運行 登別温泉街周遊、活性化に期待【登別】
登別温泉街を周遊する、時速20キロ未満の低速電動バス・グリーンスローモビリティ「オニスロ」が27日から運行を開始した。登別温泉バスターミナルから極楽通りを通って地獄谷入り口、大湯沼天然足湯など...
スタバとユニクロ出店、今秋モルエ中島に 3期Bブロックエリア概要発表【室..
西胆振最大のショッピングセンター・モルエ中島(室蘭市中島本町)を運営する日鉄興和不動産(本社東京)は27日、同施設の3期Bブロックエリアの概要を発表した。西胆振初出店となるスターバックスと、市...
五稜郭の魅力を再発見 8日にまち歩きイベント【函館】
はこだて検定合格者の会(山本和雄会長)は4月8日午前10時から、散策イベント「話術調所(わじゅつしらべしょ)ガイドと巡る再発見函館 五稜郭公園コース」を同公園や五稜郭タワーで開く。定員は先着...
鹿部町旧庁舎活用へ民間活力 公募型プロポーザルで【鹿部】
【鹿部】町は、旧役場庁舎(町宮浜)の利活用に関し、公募型プロポーザルを実施している。売却を優先し、民間事業者の柔軟な発想で施設と土地の有効活用を目指す。現地見学などの締め切りは4月28日で、5...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
アイヌの伝統マキリを自作 飯島さん たたら製鉄法で 虎杖浜の砂鉄と木炭使用 白老
2「無印良品」木野出店計画 十勝初、来年にも【音更】
3クレープ「いかが」 テイクアウト専門、中島町の中心街にオープン【室蘭】
4高橋隼斗選手が健闘を誓う 多賀グリーンカップ争奪 学童野球3年生大会に出場【えりも】
557人が感謝を伝える 20日 堺町小で第67回卒業式【浦河】
-
1
元衆院議員金田誠一氏死去 75歳 道南から悼む声
2子供たちを花火で応援 3月釧路町で多彩なイベント準備【釧路町】
3「無印良品」木野出店計画 十勝初、来年にも【音更】
4クレープ「いかが」 テイクアウト専門、中島町の中心街にオープン【室蘭】
5ホッキョクグマ「ミルク」死ぬ 繁殖同居中「キロル」とけんか 釧路市動物園