北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

函館市のふるさと納税額が過去最高に サイト一新、PR奏功【函館】

 函館市のふるさと納税での2022年度寄付額が、11億6300万円(2月26日現在、速報値)となり、20年度の9億1173万円を上回り、過去最高額を記録したことが分かった。市は、公式ページのリニューアルや全日本空輸(ANA)のサイトとの新規契約などPR活動に力を注いだことが奏功したとみている。

 市への寄付額は、18年度3億4092万円、19年度5億7985万円と右肩上がりが続いていた。さらに、20年度は新型コロナウイルス禍で名産品の取り寄せ人気が高まり、前年比約1・5倍の9億円を突破。しかし、21年度は初めて減少に転じたことから、今年度は再び増加を目指し、さまざまな取り組みを進めてきた。

 増加要因として、市は昨年10月に行った公式ページのリニューアルを挙げる。返礼品の紹介ページでは、複数の写真を使い、商品の調理方法や盛り付け例などを説明することで、利用者により分かりやすく魅力を伝えている。また、昨年4月にはANAのサイトと契約し、宿泊と航空券がセットになった新たな返礼品の販売を開始。宿泊時に利用する周辺の飲食店や体験用アクティビティーなどを同時に利用する人も多く、売り上げ増加に一役買っているという。

 最新の返礼品の人気ランキングは「サケの切り身」「いかめし」「イカさし」と海産物が上位を占める。一方、函館のソウルフード「やきとり弁当」に使う「冷凍やきとり」が初めて第9位に入るなど、函館ならではのバラエティー豊かなラインアップになっている。

 市財務部は「コロナ禍の巣ごもり需要が落ち着いたことで減少を心配したが、公式ページのリニューアルやANAサイトとの新規契約などPR活動に力を注いだことが効果として表れた。来年度以降も函館ならではの魅力をアピールしていきたい」と意欲をみせ「今後も、商品のPR方法に知恵を絞りながら、魅力ある商品開発の支援に力を入れたい」としている。

関連記事

十勝毎日新聞

餌付けやめて 対策強化 緑ケ丘公園、管理者「条例を」【帯広】

 帯広市内の緑ケ丘公園内に生息する野生動物に対する餌付けが、けがや感染症を引き起こす恐れがあることから、同公園を管理する「みどりと花のセンター」(緑ケ丘2)は来園者に餌付けのリスクを周知するなどの...

十勝毎日新聞

夫婦の門出に優しい光 北海道ホテルイルミ点灯式【帯広】

 帯広市内の北海道ホテル(西7南19)で23日、この時期恒例のイルミネーションの点灯が始まった。優しい明かりが辺りを包み込み、幻想的な雰囲気を演出している。  約2万個のLED(発光ダイオード...

十勝毎日新聞

新機材使い車から救出 市消防団29人が訓練 大規模災害想定【帯広】

 帯広市消防団(宮坂寿文団長)は24日、帯広消防署柏林台出張所に12分団の代表者29人を集め、大規模災害想定訓練を実施した。団員らは万が一に備え、署員の指導に耳を傾けながら訓練に精を出した。 ...

函館新聞

遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】

 遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...

函館新聞

GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..

 函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス