充実した高校生活に感謝 1日えりも高校で24人が巣立つ【えりも】
【えりも】えりも高校(村木宗徳校長)の第34回卒業式が1日、同校体育館で行われ、卒業生24人が3年間の思い出を胸に、それぞれの進路を目指して巣立った。
卒業式は、いまだコロナ禍の収束見通しが定まらないことから、来賓は大西正紀町長、川上松美教育長、石川昭彦町議会議長、中野公浩PTA会長の4人のみとし、町教委告辞とPTA祝辞は書面で簡素化した。
村木校長が一人ひとりに卒業証書を授与し、校長式辞で激励。
大西町長は「かけがえのない3年間の高校生活だったと思う。先生がたにはコロナ禍のなか、生徒優先の指導に尽力されたことに感謝と敬意を表する。今後の人生は校訓を胸に常に学び、希望に満ちた人生であることを期待する」と述べた。賞状授与では、3年間他の模範だった5人が受賞し、大西町長と中野PTA会長が卒業生に記念品を贈呈した。
在校生代表で、田丸朔生徒会長が「先輩たちは、えりも高生としてのあるべき姿を教えてくれた。コロナ禍で行動制限があるなかで学校祭やクラスパフォーマンスを楽しませてもらい、どんな高い壁でも努力で乗り越える知識を授けてくれた。先輩が築いた本校の伝統を継承する」と送辞。
卒業生代表で大平真緒さんは「3年間コロナ禍の影響で休校期間もあり、マスク生活が続いたが諸先生の指導で、充実した高校生活を送ることができた。18年間育ててくれた両親や家族に感謝の念を抱き続けたい。在校生の皆さんもフレンドリーな先生の指導で充実した高校生活を送ってほしい」と述べた。
卒業生の進路は1日現在で、進学15人、就職6人。
各表彰受賞者は次の通り。
▽功労賞 大平真緒
▽努力賞 寶金楓夏、吉井馨悟
▽皆勤賞 岩間はるな
▽全国商業高等学校協会卒業生成績優秀者 工藤彩加
▽栗林育英学術財団研練褒賞 大平真緒
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