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室蘭民報

室工大から発信 6日「アシル-トイタ」ワークショップ開催【室蘭】

プロジェクト初のワークショップをPRする徳楽教授

人口変化・アイヌ文化・情報技術

 室蘭工業大学(空閑良壽学長)が代表機関として新しい食産業・文化を発信する「アシル-トイタによる心と体に響く新しい食の価値 共創拠点」の第1回ワークショップが6日、室蘭市水元町の同大で開かれる。プロジェクトリーダーの徳楽清孝教授は「情報技術を活用した古くて新しい価値観を聞きに来てほしい」と呼びかけている。

 アシル-トイタ(アイヌ語で新しい-土地を耕す)のプロジェクトは「農業を子どもたちに継がせたくなる生業へ」をスローガンに、アイヌの文化や自然観を学び、人々が集い住みたくなる豊かな「食のまち」の構築を目指す。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の産学官共創を支援する「COI-NEXT」に採択されている。

 昨年11月に拠点となる釧路管内白糠町でキックオフイベントを開催。同町で自生する植物などの資源を掘り起こし、人の心を動かす食にまつわる物語を作り出すため、「アシルトイタ物語」を商標登録している。

 ワークショップでは徳楽教授がこれまでの取り組みを説明した後、江崎雄治専修大教授、種石悠北大大学院医学研究院客員研究員、山田祥子室工大准教授、前田至剛追手門学院大学准教授、峠隆之奈良先端科学技術大学院大准教授が、人口変化、アイヌ文化、情報技術などについて講演する。

 参加無料。時間は午前9時~正午。開催場所は同大N棟4階401号室、定員100人程度。テレビ会議システム「Zoom」でも視聴可能。QRコードを読み取ると参加できる。問い合わせは同大の徳楽研究室、電話0143・46局5721番へ。

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