それぞれの思いが描き込まれたメッセージキャンドルも会場を照らした

　「スノーキャンドルナイトｉｎ　Ｎｏｂｏｒｉｂｅｔｓｕ」（登別市主催、登別国際観光コンベンション協会共催）が１８、１９の両日、登別温泉町の泉源公園で行われ、約１３００個の柔らかな光が冬の登別温泉を照らした。

　地域活性化起業人制度で市に派遣されている日本航空の外村真愛さんが企画した。同公園中央には雪のモニュメントが設置され、市内の幼稚園児が描いた鬼の絵や、宿泊客のメッセージが書かれた紙灯籠を約３００個配置。キャンドルは持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）の一環として、宿泊施設から排出された廃油を使って手作りしたものなどを使用した。

　モニュメントの周りにも約千個のグラスキャンドルが設置され、暗くなるにつれて淡い光が会場を包み、幻想的な雰囲気を演出した。

　会場には多くの観光客らが訪れ、キャンドルにメッセージを書き込んでいたほか、無料配布されたホットココアで身も心も温まっていた。