本戦へ道内から７３人

　３分間で水槽のホタテを何枚釣ることができるかを競う「第１５回ＴＯＹＯＵＲＡ世界ホタテ釣り選手権大会」（ＴＯＹＯＵＲＡ世界ホタテ釣り協会主催）の予選記録会が１９日、豊浦町幸町の町地域交流センターとわにーで開かれた。出場者が３月の本戦への切符を目指し、熱戦を繰り広げていた。

　予選記録会は３年ぶりの開催。道内各地から２０～７０代の計７３人が出場した。２試合を行い、釣り上げた合計枚数を競う。同数の場合は重量が重い人が上位。３０人が本戦に出場できる。

　１試合最大８人で実施。家族や仲間の声援を背にした参加者は、ゴングの合図とともに水槽の生きたホタテを目がけてＬ字の金具でできた仕掛けを投入した。ホタテが仕掛けを貝で挟むと、素早く引き揚げていた。最多記録は２試合合計が２７枚だった。小学生１６人によるジュニア選手権大会も開催された。

　４年ぶりとなる本戦は３月１２日午前１１時から、豊浦町浜町の天然豊浦温泉しおさい大広間で行われる。