門別選手からの練習用具を寄贈した両親（前列中央）と寄贈を受けた門別・富川中合同野球部の選手と関係者

【日高】昨年のプロ野球阪神タイガースからドラフト２位指名を受け、プロ野球選手として一歩を踏み出した門別啓人さんが12日、門別・富川中学校合同野球部（門別中10人、富川中４人）へ練習用具を寄贈し、門別中央スポーツホールで贈呈式が行われた。

　門別さんは富川中の卒業生。同合同野球部が来シーズンに向け、新たな道具と共に部員たちも練習に励んでほしいと寄贈した。

　この日は、啓人さんの父の竜也さんと母の実保さんがスポーツセンターを訪れ、武田啓嗣町教育長、門別中の川野靖幸校長、富川中の高杉省一校長、野球部部員らが見守る中、門別中２年の田中涼暉キャプテンに目録が手渡された。

　野球部の山田隼大君（富川中２年）は「僕たちは全道大会に向け頑張っています。啓人君を目標に頑張ります」とあいさつし、「啓人君も厳しい練習をしてると思いますが、新人王を目指して頑張ってください」と部員からのメッセージカードを進呈した。

　寄贈品は、軟式用両耳のヘルメットや番号シール、刺しゅうタイプのヘルメットマーク、用具ケース、捕手用ヘルメット、軟式捕手用プロテクターなど12品51個。