ピンク色のシャツやマスクを着用して本会議に臨む市議ら

　第１回登別市議会定例会は１５日、本会議を続開した。いじめ反対の日「ピンクシャツデー」の推進と２２日に実施される「ピンクシャツ大作戦ｉｎ登別」への参加の意思表示として、市議や市執行部がピンク色のシャツやマスクを着用して本会議に臨んだ。

　「ピンクシャツデー」はカナダが発祥。ピンク色のシャツや小物などを身に着けることで、いじめ反対の姿勢を明確に示す運動。２２日には市内の高校生や専門学生で構成する学生実行委員会が「ピンクシャツ大作戦ｉｎ登別」を展開する。

　この日は、小笠原春一市長ら市執行部１５人と市議１９人、議会事務局職員５人が同実行委が製作したピンク色のＴシャツや各自が用意したマスクを身に着け、いじめ反対の意思を表した。

　辻弘之議長は「２２日の大作戦は地元の学生が主体となって行う取り組み。広く市民に周知したいとの思いで協力させていただいた。多くの人にご賛同いただければ」と話した。

　本会議では室蘭、登別、西胆振行政事務組合の３消防本部の通信指令業務の共同運用に向けた西いぶり消防通信指令事務協議会の設置など議案３件を原案可決。残る議案のうち、予算・決算委員会に１６件、総務・教育委員会に２件、生活・福祉委員会に５件を付託した。