家族連れやサラリーマンなどでにぎわった

　【網走】厳寒の街中に温かさとにぎわいをつくり出す「オホーツク屋台村」が、市南４条通り「アプト４」で10、11の２日間にわたり開かれた。あばしりオホーツク流氷まつりに合わせた恒例行事で、多くの市民が炭火で焼く山海の幸に舌鼓を打った。

　アプト４西街区、網走信金本店前からキタノ靴店までの約１５０メートルを歩行者天国にし、炭火の焼き台を設置。新鮮な魚介類や焼き肉を楽しむイベント。過去２回は同まつりが中止となったことから開催しておらず、今回は３年ぶりに開催された。

　炭火が設けられているとはいえ、気温はマイナス７度前後とまさに厳寒。それでも、開会と同時にサラリーマンのグループや家族連れなどが続々と会場を訪れ、炭火で暖を取りながら魚介や肉、会場で販売している地場産品など、網に乗せて焼いていた。

　カウンターから酒類を並べる棚まですべて氷でできた「アイスバー」も登場。こちらはホットメニューの注文に加え、バーをバックに記念写真を撮る人も多くみられた。

　両日とも穏やかな天候に恵まれたほか、２日目は気温が前日より高めになったこともあり、多くの来場者でにぎわう屋台村となった。