600人がイベントを楽しむ 旧日高門別駅で「駅×灯×グルメ祭り」【日高】
【日高】日高町観光まちづくり協会主催の「駅×灯×グルメ祭り」が11日、旧日高門別駅で行われ、町内外から訪れた家族連れら600人がイベントを楽しんだ。
日高線の歴史を展示している同駅は、昨年6月に地域住民の交流や観光情報発信の場としてリニューアルオープン。駅舎は手芸作品の展示や会議などで利活用されてきたが、今回、初めて同協会がイベントを開催。
駅舎前にはJRから寄贈された線路の保安点検作業に使われる車両「レールカート」が展示され、子どもたちが乗ったりして大人気。競走馬を擬人化した人気ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」の等身大パネルは、日高産のスペシャルウィークに加えて、今回、シンボリルドルフとミホノブルボンの2枚も新たにお披露目された。駅舎内には、実際に日高線を走っていたのと同じ「キハ40型の座席」、壁面には日高線からの風景を写した写真が展示されて乗り心地を楽しみながら来場者が思いを馳せていた。
町商工会青年部は名物のタコロッケ、石崎水産はつぶ串、同協会はジンギスカン焼うどん、チーズ工房1103のチーズ、日高町の地酒、日高町推奨品を販売。平取町からはびらとり和牛串&フランクフルトが出店し、行列が出来たほかキッチンカーも好評だった。また、500円以上の利用者には、現在町内で配布している日高ウマ娘カードを限定500枚プレゼントした。
母と馬好きの姉と3人でヴェルサイユリゾートファームを経由して訪れたという札幌市の石川大智君(小学4年)は当時と同じ座席に座り「現役で走っているころに日高線に乗ってみたかった」、 富川の佐々木一誠さんは「高校生の時、この日高門別駅を利用して静内高校に通っていた。懐かしく思い出される。せっかくできた施設なのでどんどん使い、地域活性化されるとうれしい」と話した。
夕方には町内の英語クラブ講師の中野欣庭(しん)さんが協力して、子どもたちに指導してペットボトルキャンドルを作り、ホームやレールをライトアップし、幻想的な雰囲気を楽しんだ。
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