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函館新聞

3年ぶりジャンボ滑り台に歓声【七飯】

雪と氷の祭典にぎわう

 「第57回大沼函館雪と氷の祭典」(実行委主催)が11日、大沼公園広場で開幕した。凍結した大沼と雄大な駒ケ岳を望む会場は大勢の親子連れらでにぎわい、来場者はジャンボ滑り台や雪像など雪と氷の世界を満喫した。

 全長24㍍のジャンボ滑り台は大沼の天然氷を切り出して作ったもので、3年ぶりの復活。待ちに待った目玉アトラクションを楽しもうと、長蛇の列ができていた。函館市北美原2の澤田陽人君(7)=北美原小2年=と弟の琉生ちゃん(5)は、「スピードが速くてとても気持ちよかった」と笑顔で話していた。

 広場には氷のミニ滑り台や地元小中学生らが作った雪像、氷を削って作った彫像などが多数並び、保護者らは笑顔の子どもたちにカメラを向けていた。また、周辺に出店した軽食の屋台も客足を誘っていた。結氷した湖上でのワカサギ釣りや、スノーモービル、ファットバイクなどの氷上アクティビティーも人気を集めた。

 祭典は12日まで(午前10時~午後4時)。ジャンボ滑り台はイベント終了後も26日まで無料で利用できる(午前10時~午後3時)。

大沼湖の氷を使い3年ぶりに登場し、長い列ができたジャンボ滑り台

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