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室蘭民報

車に傷、高砂町周辺で被害相次ぐ 修理高額、怒り心頭【室蘭】

リアワイパーが根元から折られた車。右側には深い傷が付けられている

 室蘭市高砂町周辺で、線状の傷が付けられたりする車への被害が相次いでいる。高額な修理費用が必要なケースもあり、住民はかんかんに怒っている。

 塗装の下地が見えるほどの深い傷。70代女性が所有する車には外周を囲むように傷が付けられている。さらにリアワイパーはアームごとボッキリと折られている。

 傷に気付いたのは昨年12月。車は屋外駐車場に止めており、5回ほど被害に遭った。これまでボディに傷を付けれていたが、先月にはリアワイパーが折られた。女性によると修理の見積もりは「傷だけで60万円」と怒り心頭だ。

 付近に住む50代男性も昨年12月中旬、所有する車に線状痕を付けられた。住民は「周辺では家の敷地に車を止めている人も被害に遭っている」という。

 被害に遭った住民たちは一様に「恨みを買うようなことは心当たりがない」と口をそろえる。犯人像については「いたずらか怨恨(えんこん)か全く分からない」と話し「犯人の年代や性別、そもそも1人の犯行なのかどうか」とため息をつく。

 室蘭警察署によると、高砂町周辺で昨年8月から今年1月の間に9件の被害届が出されたほか、届け出が出されていない被害も4件確認しているという。

 同署管内(室蘭、登別両市)全体で見ると、2022年の車に対する器物損壊の認知件数は28件。21年と比べて6件多くなっている。

 相次ぐ被害に高砂町の住民は「犯行がエスカレートしないか怖い」「夜も目が覚めて寝られない。精神的にもきつい」と疲れた表情。

 同署では犯人の検挙に向け、犯行時の状況を調べるなど捜査を続けている。

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