苫小牧に就労支援施設開設 多彩な作業内容用意
苫小牧市青雲町2に先月、新しい障害者の就労支援施設「ジョブタス青雲町事業所」が開設された。パソコン作業から小物作りまで利用者の得意分野や関心、特性を踏まえた作業カリキュラムを用意。働く喜びや、社会に参加することで得られるやりがいを感じてもらえるような施設を目指す。
就労継続支援B型事業所で、運営するのは市内木場町の企業ウェイブアイ。定員20人で知的障害や精神障害、身体障害、発達障害などの障害がある人や難病を抱える人など一般企業での就労が困難な人を受け入れる。原則、18歳以上を対象とする。
利用者一人ひとりに合わせた仕事を提供できるのが特徴で作業内容はインターネットでの物品販売や小物・雑貨製作、販売用のエビの飼育など多彩。小物製作は、フェルトのマスコットやアイヌ文様の刺しゅうなどを手掛ける。
一般就労に向けた支援に力を入れる考えで求人中の企業に雇用を働き掛けるとともに特性に合った職務内容や労務管理を企業側に助言。送迎サービスや昼食の補助も行う。
サービス管理責任者の春日学さんは「さまざまな人や機関とつながる地域に根差した施設を目指している。体験からたくさんのことを学べるような場にしたい」と語る。
地域の障害者や家族、学校関係者らに施設について知ってもらおう―と9、10の両日に説明会を開催。両日とも午前11時からと午後2時からの2回実施する。事前予約を求めているが、直接来場も可。
問い合わせ、説明会への申し込みなどは同事業所 電話0144(84)8534。
関連記事
500機ドローン Xマス彩る 道の駅で道内最大級ショー【上士幌】
LEDを搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会主催)が12月21~25日、上士幌町内の道の駅かみしほろで...
焼き魚をテークアウトで 移動販売「えぞ吉」が専門店開業【帯広】
魚の移動販売が人気だった「えぞ吉」(樽美拓哉代表)は22日、帯広市西21南2に「魚の炭火焼き専門店えぞ吉」を開業する。自家製の干し魚を浦幌木炭で「じっくり丁寧に焼いた」(樽美代表)商品などをテー...
ボージョレ解禁 コクある出来 十勝ワイン新酒もきょうから【帯広】
フランスのボージョレ地区で、その年に収穫したブドウを醸造したワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が、21日午前0時に解禁された。十勝管内の酒販店にも早速並んでいる。 帯広市西18南3の「ワ...
海中転落、迅速救助に 室蘭海保、2消防と潜水訓練【室蘭】
室蘭海上保安部は18日、室蘭港南防波堤付近の海域で、室蘭と登別の両市消防本部との合同潜水訓練を実施した。車両転落などを想定した要救助者の捜索と救助を通して、万が一の際の手順や連携を確認した。 ...
思い出、ドアと一緒に 洞爺湖温泉観光協会、記念撮影用に設置【洞爺湖】
洞爺湖観光を楽しんでもらおうと、洞爺湖町の洞爺湖温泉観光協会(大西英生会長)は、湖周辺に記念撮影用の開き戸「TOYA DOORS」を設置した。同協会は「フォトスポットとして、ぜひ活用して」とP...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】