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函館新聞

14日に道の駅個別商談会 新商品発掘と販路拡大【七飯】

個別商談会で自社製品を売り込む事業者(昨年6月、提供)

 【七飯】渡島総合振興局と桧山振興局は14日、七飯町文化センターで道南の道の駅と事業者のマッチングを図る個別商談会を開く。道の駅は新商品発掘、事業者は販路拡大を目的とし、道内でも珍しい試み。道の駅の物産販売で商品構成の充実を図り、魅力向上につなげる考え。

 道南うみ街信用金庫、七飯町が共催。今年度2回目で、昨年6月の1回目は38件の商談を行い、25件の商談が成立。アンケートで「有益なアドバイスをもらった」と回答した事業者も7件あった。

 今回参加するのは渡島、桧山管内の食関連事業者30者、道の駅7者(なないろ・ななえ、しかべ間歇泉(かんけつせん)公園、みそぎの郷きこない、なとわ・えさん、横綱の里ふくしま、あっさぶ、上ノ国もんじゅ)のほか、八雲町情報交流物産館「丘の駅」、JR新函館北斗駅のアンテナショップ「ほっとマルシェおがーる」。初めて企画した商品展示会は、事業者が会場にブースを構え、自社商品をアピールし、道の駅担当者と自由に商談できる。

 個別商談会は1コマ20分×5コマを設定。道の駅などの担当者の情報交換会は、売り場づくりのノウハウ共有や意見交換を行い、道の駅の魅力を高める。

 道の駅は今や、道南各地で地域活性化の拠点となっている。振興局商工労働観光課の岩寺結衣主事は「道の駅が一度の機会で複数の事業者と商談できるチャンスはめったにない。成約に至って事業者の販路拡大につなげるのはもちろん、道の駅は優れた産品の扱いを充実し、地元客にも目を向けてほしい」と話す。

 午前10時~午後4時。参加募集は既に締め切った。問い合わせは同課(0138・47・9461)へ。

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