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日高報知新聞

愛馬の無病息災など祈る 平取 義経神社の初午祭に約100人参拝【平取】

【平取】町内本町の義経神社で5日、「初午祭(はつうまさい)」が行われ、軽種馬関係者や一般から約100人が参拝して愛馬の無病息災、戦勝必勝、家内安全などを祈願した。新型コロナウイルス感染症の影響で今年は3年ぶりに通常開催したが、コロナ禍ということもあり、密を避けるため2部制で行った。

 初午祭は、馬を大切にしたとされる源義経を祀っている義経神社で、毎年2月の最初の午の日に行われる神事。1973年ごろ(昭和48年ごろ)から行われており、今年で50回目を迎えた。神殿で祭儀を行い、祝詞(のりと)奏上、玉ぐし奉てんで神前に拝礼し、願い事の成就を祈願する。

 今年の邪気を払う恒例の「矢刺しの神事」の行事者は、町内本町の書店・平取ナガシマ社長の永島克洋さん(80)。自身の傘寿を祝ったほか、地域の五穀豊穣と家内安全、厄除けを祈願し、直垂(ひたたれ)姿で馬上から今年の凶方の西に神矢(破魔矢)を3射して邪気を払った。放たれた矢を拾うと幸運が訪れるといわれていることから、参拝者が競って矢を拾った。1番目の矢は「家内安全・無病息災」、2番目の矢は「馬体安全・先勝必勝」、3番目の矢は「諸願成就」。

 このうち、3番目の矢を拾ったのは昨年ホッカイドウ競馬の騎手を引退し、1月5日に同競馬調教師として門別競馬場で厩舎を開業した五十嵐冬樹さん(日高町在住)。「36歳の年男の時、行事者になり矢を放った。今までに何回か訪れ、娘が矢を拾ったことがあったが、自分が拾ったのは初めて。今年は開業した年でもあり、矢を拾えてとてもうれしい」と笑顔だった。

 この日は、3年ぶりの通常開催を祝し「縁起の餅まき」も行われた。

馬上から西の方角に「破魔矢」を放つ永島さん

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