競技「スライディングキャッチ」。スケートで勢いをつけてお菓子に飛び込む園児たち

　釧路市内の昭和スポーツ幼稚園（熊谷和彦園長）は２日、冬のスケート練習を締めくくるスケート大会をＫＫＳ釧路厚生社アイスアリーナで開いた。保護者を招いて８種目を競技し、練習の成果を披露した。

　同大会は、同園の年中、年長組を対象に実施しているプログラムで、今年で４３回目。園児たちは冬から１０回程度スケート練習に取り組み、最終日に保護者の前で成果を見せる。年中組はスケート大会で、年長組はアイスホッケーの試合を行う。

　大会で園児たちは徒競走や椅子押しリレーなどで競ったほか、親子リレーで保護者とも一緒に滑って交流した。つまずきながらも元気に練習の成果を発揮するわが子を前に、保護者らはカメラを向けていた。

　荻山葵咲日ちゃん（５）は「全部楽しかった。練習の成果を見せられてうれしかった」と笑顔。父の晶史さん（４０）は「最初はスケートを怖がっていたが、自信を持って滑れるようになっていて、成長を感じた」と目を細めていた。