ポスターを手に来場を呼び掛ける釧路工業技術センター職員

　釧路地域工業振興協会（島本幸一会長）が主催する「第１４回釧路地場工業展示会『メイド・イン・くしろ』」が４、５の両日午前１０時から、くしろ冬まつりの会場にもなっている市観光国際交流センターで４年ぶりに開催される。

　このイベントは、釧路地域の優れた工業技術を地域住民に周知することなどを目的に、１９９５年から隔年で開催。今回は「誇れるまち・誇れる技術・地場産業」をキャッチフレーズに大人から子供まで楽しめる内容で来場者を迎える。

　会場では、釧路鉄工協会や釧路ＩＴクラスター推進協会など１７団体、企業がブースを設け、中央にはイベントスペースを設置。各ブースでは、木工組み立てや３次元測定器を使った計測、缶バッジ作り、鉄骨組み立てなどさまざまな体験、実演コーナーが設けられるほか、出展企業の製品展示なども行う。

　事務局を務める釧路工業技術センターは「家族で楽しめる内容となっているので、ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛けている。参加無料だが、一部の体験や販売は有料。新型コロナウイルスやインフルエンザの感染防止対策として、来場者にはマスクの着用などを求めている。問い合わせは同センター０１５４（５５）５１２１へ。