２月３日の節分を前に、白菊幼稚園（登別市桜木町、木村義恭園長）で１月３１日、豆まきが行われた。登別温泉の守り神・湯鬼神が登場し、園児たちは果敢に豆を投げたり、逃げ回るなどして悲喜こもごもの反応を見せた。

　無病息災、家内安全などを祈願する「鬼まつり」（同実行委員会主催）の一環。「元鬼ふりまき隊」が３年ぶりに復活し、市内の幼稚園や保育所を順次訪問した。

　このうち、白菊幼稚園では５、６歳の年長児約７０人が参加した。園児たちは手作りの面を着けてホールに集合し、節分の由来などについて勉強。太鼓の勇壮な音とともに湯鬼神が登場すると、園児たちは逃げ回りながら豆を投げたり、怖さから泣き出したりするなど大騒ぎ。

　最後には恐る恐るハイタッチや記念撮影したほか、手を振って「ばいばい」と礼儀正しくあいさつした。松田咲茉ちゃん（６）は「泣かなかったけど怖かった」と話していた。