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室蘭民報

レディ・ユニバース・ジャパン 登別出身・本間さん準グランプリ【登別】

レディ・ユニバース・ジャパン2022準グランプリに輝いた本間さん(左)=提供写真

自分を愛し内面磨く

 登別市出身の本間真帆さん(23)が昨年9月、東京であったミスコンテスト「レディ・ユニバース」の日本大会に北海道代表として出場し見事、準グランプリに輝いた。国内2位の成績に「とてもありがたい」と笑顔を見せ、「また出場する機会があれば、1位を目指して精進していきたい」と意気込んだ。

 レディ・ユニバースは、自国の伝統と文化を発信しながら「健康的な美しさ」と「充実したライフスタイル」がコンセプト。身長制限がないのが特長で2016年、東欧のブルガリアで始まった。出場者の立ち居振る舞いや語学力、コミュニケーション能力、国際的知識・教養など、健康的な美しい身体と知性を兼ね備えた内面の美が審査の対象となるという。

 本間さんは、登別青嶺高校を卒業後、アイドルグループ「フルーティー♡」のメンバーとして活躍。昨年3月、ミス・ユニバース・ジャパンなど世界的なミスコンの選考会を兼ねた「ベストオブミス北海道2022」でグランプリを獲得し、レディ・ユニバースの日本大会「レディ・ユニバース・ジャパン2022」の道代表に選ばれた。

 日本大会前のキャンプレッスンでは、高いヒールを履いてのウオーキングや自分の存在感を出すことに苦戦。最下位のクラスに割り振られた。「苦手な分野を洗い出し、世界基準を目指してキャンプ後も個人指導を受け、自分磨きにいそしんだ」と振り返る。

 大会当日は「自分に負けず、持っている力を全て出す」ことを目標に掲げて臨んだ。質疑応答審査では、小、中学校時代に登校が難しくなった経験に触れ、普段から自分の幸福度を上げることの大切さを熱弁。ドレスや水着を着てのウオーキングやスピーチ審査などを経て、全国各地から選ばれたファイナリスト19人の中から、準グランプリを射止めた。

 「メークや美容だけでなく、自分を愛することで内面から美しくなれる」。本間さんは、こう信じている。「自分に自信を持てない人も、自分の好きなところを一つ見つけてたくさん褒めて愛してあげてほしい」と語った。

 今後は「自分と同じように登校するのが難しい人の力になったり、出身地の登別の観光を盛り上げる活動に携わりたい」と前を見据えた。

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