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室蘭民報

港北クラウン所属の杉江選手も活躍、道選抜が全国V かりゆし学童野球【室蘭】

ホームランを放ちナインと喜ぶ杉江選手(中央)=提供写真

全試合先発、打率5割超

 室蘭の少年野球チーム・港北クラウンの杉江惺成選手(旭ヶ丘小6年)が、第31回かりゆし交流学童軟式野球大会(昨年12月24~26日、沖縄県)に北海道選抜の一員として出場し、全国優勝を果たした。主力として貢献した杉江選手は、「ナインが一つになっていたので強敵に立ち向かえた」と喜びを語った。

 道選抜では、約90人から18人選出の狭き門を突破。「みんなで力を合わせて優勝したい」と意気込み大舞台に臨んだ。

 全国大会では、6試合全てに先発メンバーで出場。試合前は緊張していたが、プレーボールとともに「やってやるぞ」と闘志を燃やした。バッターボックスでは打撃練習の成果を発揮し、最終打率はチーム内トップの5割超えを記録。2試合目の与那城ストロング(沖縄)戦では初回1死から右中間へホームランを放ち、準決勝の千葉ドリームス(千葉)戦では左中間を深々と破るランニングホームラン。持ち前の打撃力も発揮した。

 決勝では北美ファイターズ(沖縄)と対戦し、1番打者として得点に絡む打撃を見せ、守備では仲間と連係して落ち着いてショートを守り切った。11-3で勝利し全国制覇を成し遂げ、ナインと喜びを分かち合った。

 道選抜は前回も優勝。連覇を狙い力のある選手がそろう中、杉江選手は真面目な練習への姿勢などが評価され、浦野和由監督から副キャプテンを任された。「しっかり者のキャプテンを支えていきたい」と考え、選手間のコミュニケーションを円滑にできるよう心がけた。

 今後の目標は、昨年7月に行われた中学硬式野球全国大会でベスト16の強豪、洞爺湖リトルシニアに入団して活躍すること。「さらに努力してバッティングの技術などを上げ、チームの主軸になりたい」と今後を見据える。

 母親・美津江さんは「取り組んできた成果を大舞台で出し切れたのは、今まで関わってくれた指導者のおかげ」と感謝していた。

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