水道凍結問い合わせ500件超 ”最強寒波”の25、26日【函館】
全国的に大きな影響を与えた今季最強寒波。函館市内も例外ではなく、市企業局と、同局が業務委託している水道修繕センター(西桔梗町)に寄せられた25、26両日の水道凍結の問い合わせ(業者照会)件数は計503件と、2日間だけで昨シーズン(2021年12月~22年3月)の336件を大幅に上回った。
最低気温が氷点下13・1度、最高気温が同8・7度と厳しい冷え込みとなった25日は243件、26日は最低気温が同9・2度を記録し、最高気温が0度未満となる真冬日となり、260件の問い合わせがあった。今季は12月を合わせ607件、1月合計は26日現在で579件だった。
昨季の1月単月は152件。また、同月で766件を数えた前年(20年12月~21年3月)の944件にも迫る数字。
市内には登録業者が約120社あり、2日間は大半が出動し対応に当たった。買い物に出掛けるなど短時間でも凍結するケースもみられたという。
一般的に氷点下4度以下に冷え込むと、水道管が凍結しやすくなる。連続的な真冬日があると比較的気温が高くなる日中でも凍る恐れがある。2~3月ごろまで注意が必要で、「寒さが厳しい日は仕事や買い物など短時間の外出、就寝時なども水抜きの徹底を」(同部)と呼び掛ける。
同センターは解氷作業の受け付けは行っておらず、相談者に最寄りの指定工事事業者を紹介する。夜間対応が可能な事業者もあり、一覧は市のホームページ上でも閲覧できる。詳しくは同センター(0138・83・2661)へ。
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