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函館新聞

節分に豆腐食べて健康に はこだて福豆豆腐販売 豆腐組合【函館】

神職からおはらいを受ける豆腐店主

 函館豆腐油揚組合(工藤英洋理事長、加盟6社)は2月3日、函館・近郊の5店舗で「はこだて福豆豆腐」を販売する。節分に食べる豆腐は縁起がいいとされ、各店オリジナルの製法で、高級感あふれる濃厚な豆腐を手作りする。「豆腐を食べて健康で幸多き一年に」と呼び掛けている。

 古来から、節分と立春(2月4日)に食べる白い豆腐には、邪気を払い、清めた体に福を呼び込むと言われている。風習「立春大吉豆腐」を定着させようと、地元豆腐店活性化プロジェクト「To Future(トウフューチャー)」の一環で2018年に始まり、19年2月に初めて販売した。今年で5年目。

 原料は有機栽培した高級大豆「鶴の子大豆」で、函館市豊原町の農場「ローラファーム」の畑で、豆腐店主らが昨年5月に播種(はしゅ)、同10月に収穫した。昨年の日照不足と降雨の影響で大豆の収量は50キロと不作だった。

 福豆豆腐は寄せ豆腐で、昨年より内容量を50グラム減らし250グラム入り500円。各店で味や食感など個性はあるが、原料大豆、名称、パッケージ、価格は統一し販売する。販売個数は440個を予定。

 日乃出食品(七飯町)の移動販売「Jⅰmo豆腐Soia(ジモトウフソイア)」と直売店「Jⅰmo豆腐Soia Plus+(ジモトウフソイアプラス)」、勝田商店(七飯町)、堂守豆富店、佐々木豆腐店、寺本豆腐店(以上函館市)の5店で販売する。

 22日には、湯倉神社で祈願祭を開き、工藤理事長(48)=日乃出食品社長=ら5人がおはらいを受け、原料大豆を清めた。工藤理事長は「福豆豆腐をきっかけに、普段から各店に足を運び、地元のおいしい豆腐を食べてほしい」と話す。

 福豆豆腐は予約を受けており、日乃出食品(0138・64・0853)、勝田商店(同65・6422)、佐々木豆腐店(同22・6732)、寺本豆腐店(同51・9050)、堂守豆富店(同51・3537)へ。

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