受贈式に参加した佐々木会長（左から３人目）と久保理事長（同２人目）ら

　函館中部高校の生徒会は２５日、函館地域産業振興財団（久保俊幸理事長）に１万１３０４円を寄付した。同日、同財団が入居する北海道立工業技術センターで受贈式が開かれた。

　同校は、１２月に開くクリスマスイベントで生徒から寄付を募り、函館の地域産業活性化に役立ててもらおうと、毎年同財団に寄贈している。受贈式には生徒会長の佐々木奏多さん（２年）ら生徒３人が出席。

　佐々木さんが久保理事長に寄付金を渡し、久保理事長は感謝状を送った。

　佐々木さんは「函館の活性化には産業の発展が不可欠。観光産業と連携して函館の経済を盛り上げてほしい」と話した。久保理事長は「高校生が函館の将来を考え寄付してくれることはとてもうれしい。皆さんの新鮮で柔軟なアイデアをまちづくりに生かしたい」と語った。