函館駅前で観光客を出迎えるイルミネーション（１９日午後５時１０分ごろ、稲船優香撮影）

　ＪＲ函館駅前広場では今冬も道南スギを組み合わせた長さ約６０メートルの光の回廊が設置され、観光客を温かく迎えている。

　２０１４年から始まったイルミネーションで、約１２万球のＬＥＤ電球を使用。高さ約６メートルある三角形のトンネルは函館山の稜線（りょうせん）を表現し、中にはイカ釣り漁船の漁り火をイメージした球状の明りが吊るされている。周りでは夜の海を感じさせる色合いで雪を照らしている。

　電球の輝きは一定でなく、明るくなったり、光量が落ちたりし、動画撮影を楽しむ人も見られる。 　点灯は２月２８日まで。時間は日没～午後１０時。