北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

施設訪問の代わりにDVD ボランティアの歌や踊り収録、貸し出し【函館】

完成したDVDを手に持ち、利用を呼び掛ける能川会長(左)と丹代副会長

 函館市ボランティア連絡協議会(能川邦夫会長)は、加盟する団体の踊りや歌、マジックなどを収録したDVDを作成した。コロナ禍で高齢者施設などに訪問できないボランティア団体が撮影に参加。希望する施設に貸し出し、訪問する代わりに映像で楽しんでもらうという初の試み。能川会長(78)は「生の雰囲気とは違うが、気軽に楽しんでもらえれば」としている。

 コロナ禍前は、施設から同協議会に年500~600件の訪問依頼や問い合わせがあったという。コロナの感染が拡大してからは施設側は受け入れることができずにいることから、DVD化を企画した。

 能川会長は「協議会は2021年に創立35周年を迎えたが、コロナ禍で行事などは一切行えなかったので、記念事業の意味合いもある」と語る。

 昨年12月3日に市民会館で文化芸能発表会を無観客で開き、その様子を収録した。

 参加したのはかいせい「スタースイム」(ヨサコイ)、道南ポテト踊り保存会、さわやかミドルの会(歌謡)、ハワイアンダンス「ハイビスカス」、大正琴サークル「ゴールデンローズ」、函館老松会(日本舞踊)、函館マジッククラブ、新日本舞踊若竹流元祖婆ぁヨサコイの8団体で、合わせて85人が出演した。 1団体30分の持ち時間で、日本舞踊や歌、ヨサコイ、マジック、大正琴の演奏などを張り切ってパフォーマンスを披露した。

 丹代啓子副会長(72)もコロナ禍前には施設を訪問し、入居者らとゲームや折り紙をする活動を続けてきたが現在はまったく活動ができない状態という。「DVDで演奏や踊りを楽しんでほしい」と話す。

 DVD(126分)は5枚作成した。貸し出しは無料で、期間は2週間以内。個人への貸し出しはしない。問い合わせは同協議会のボランティア相談窓口(0138・23・8909、火~金曜の午前10時から午後3時)へ。

関連記事

十勝毎日新聞

餌付けやめて 対策強化 緑ケ丘公園、管理者「条例を」【帯広】

 帯広市内の緑ケ丘公園内に生息する野生動物に対する餌付けが、けがや感染症を引き起こす恐れがあることから、同公園を管理する「みどりと花のセンター」(緑ケ丘2)は来園者に餌付けのリスクを周知するなどの...

十勝毎日新聞

夫婦の門出に優しい光 北海道ホテルイルミ点灯式【帯広】

 帯広市内の北海道ホテル(西7南19)で23日、この時期恒例のイルミネーションの点灯が始まった。優しい明かりが辺りを包み込み、幻想的な雰囲気を演出している。  約2万個のLED(発光ダイオード...

十勝毎日新聞

新機材使い車から救出 市消防団29人が訓練 大規模災害想定【帯広】

 帯広市消防団(宮坂寿文団長)は24日、帯広消防署柏林台出張所に12分団の代表者29人を集め、大規模災害想定訓練を実施した。団員らは万が一に備え、署員の指導に耳を傾けながら訓練に精を出した。 ...

函館新聞

遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】

 遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...

函館新聞

GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..

 函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス