国際雪上3本引き大会 15日 熱戦再び 30チーム出場 厚真
厚真町の冬を盛り上げる一大スポーツイベント「あつま国際雪上3本引き大会」(大会実行委員会主催)が15日、同町本郷のかしわ公園野球場で開かれる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年、一昨年と中止になり、3年ぶりの開催。道内の職域、レクリエーションチームなど30チームが白熱した戦いを繰り広げる。
雪上3本引きは、同町発祥のオリジナルウインタースポーツ。特設コート内にある3本の綱のうち2本を自陣に引き込めば勝ちとなる。途中で他の綱に移動することもでき、体力だけでなく、戦略、瞬時の判断が勝敗のカギになる。女性1人以上を加えた1チーム8人(最大16人まで登録可能)で構成する。試合は3セット(2セット先取)で行われる。
同実行委は2年連続の中止を経て「今年こそはコロナに負けず、何とか行いたい」と開催にこぎ着けた。
参加者の主な顔触れを見ると、地元厚真町は町役場、トラック運転手、電気工事会社、農協の若手職員―などの各チーム。近隣では4連覇中のアームレスリングチーム「パンプアップ塾苫小牧」を筆頭に、3年前準優勝の「おパンツアップ塾苫小牧」、同3位のフォレスターズ(苫小牧)など強豪が参戦する。
このほか、渡島管内八雲町から商工会青年部とヤマト運輸八雲営業所の混成チーム、札幌市からインドネシア人でつくるチームもエントリーしている。
当日は午前8時30分~同9時15分の間に受け付け。同9時30分開会式、同10時から競技を予定している。
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