【網走】オホーツクの冬の風物詩「網走湖のワカサギ釣り」が7日、解禁になった。昨年12月中旬の気温が高く、解禁日は平年より2日遅れたが、釣果は小型中心ながら良好。家族連れらが北国の釣りを楽しんでいる。
穴釣りファンから「道内一」の呼び声の高い、網走湖のワカサギ釣りは毎年1月5日を解禁日と決めているが、クリスマス暖気の影響を受け、氷は解けだしていた。
だが、年末年始に北海道を襲った強い寒波で、湖面は一気に凍り付き、7日までに安全基準とする「氷の厚さ15㌢以上」を超える20㌢に達した。
解禁予定日にオープンできなかったのは2014年に続き5度目で、会場を運営する網走市観光協会は「安全が最優先」としている。
2日遅れで解禁となった7日は、朝から多くの太公望が「待ってました」と会場を訪れた。
天候は、オホーツクブルーの空が広がり、気温は正月寒波ほどではなく、風も穏やかな絶好の釣り日和となった。
来場者は「穴開け器」で硬い氷にガリガリ、ゴリゴリという音を響かせて釣り穴を開け、糸を垂らすと、次々とワカサギを釣り上げていた。
来場者は市内を中心に北見や弟子屈、帯広、旭川など、道内の氷穴釣りファンが中心。新型コロナの影響で、観光客は少ない。
肝心の釣果だが、サイズは小型から中型をメーンに良好。初心者や子どもでも十分に「晩ご飯のおかず」は確保できる量を釣り上げていた。
網走湖のワカサギ釣り遊漁料は大人800円、小学生400円。貸しさお200円、貸しいす100円などのレンタルグッズもある。穴あけからのセット料金は1800円。
寒風をさえぎって釣りを楽しめる2―4人用のレンタルテントは2千―4千円。会場で釣りたての天ぷらを楽しめるセットは1千円などもある。
営業時間は午前8時半から午後4時まで。
問い合わせは網走市観光協会(☎44―5849)、ワカサギ釣り会場直通電話(☎48―2289)へ。
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