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釧路新聞

水平線に初日の出 クルーズ船上で拝む【釧路】

船上から初日の出を眺める参加者たち

 釧路の海から初日の出を拝むツアー「船上から眺めるKUSHIRO初日の出クルーズ!2023」が1日、釧路フィッシャーマンズワーフMOOの対岸発着で初めて行われた。釧路管内を中心に、東京都や山口県からの参加もあり、総勢24人が乗船。初日の出に感激しながら、気持ちを新たに新年のスタートを切った。

 観光船の運航や貸しオフィスなどの事業を営むアイコム(釧路市愛国西1、佐久間陽介社長)の主催。同社は「SEACRANE(シークレイン)」(15㌧、定員50人)によるサンセットクルーズやナイトクルーズを提供しているが、今回は「暗いニュースが多い中、明るいニュースを提供しよう」と、釧路で初となる初日の出クルーズの実施を決めた。

 この日参加者らは午前5時30分に集合し、ライフジャケットを装着した後、同6時船旅に出発。防波堤などの障害物がなく、きれいに初日の出を見ることができる約3㌔離れた地点に到着するまでは、釧路の合同会社「釧路ブルワリー」が昨年12月に開発したビールやお正月らしい甘酒、お雑煮など、用意されていた飲み物や軽食に舌鼓を打った。

 優雅な船旅を過ごして迎えた同7時ごろ、雲に隠れていた初日の出が姿を現すと、それぞれが祈りを込めながら手を合わせたり、写真を撮るなどしていた。

 降船した後は餅まき大会が行われ、さらなる正月気分を味わった。このほか、クルーズ中に撮影した写真を8日までに同社へメールを送ることで参加できる「フォトコンテスト」も開催。大賞に選ばれると、現金1万円が当たる。

 両親と参加した釧路市内在住の高校生成瀬和さんと帰省中の大学生の姉京さんは「海の上から初日の出を見ることができるなんて貴重な機会だった。いい一年を過ごせそう」と笑顔。佐久間社長は「船酔いの人が出たことなど課題はあったが、天候にも恵まれ、初日の出クルーズ本来の目的は達成できた。釧路の元日の新たな名物になれば」と今後の開催にも意欲を示した。

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