ばんえい十勝（帯広市主催）の３０日の馬券発売額が、１日当たりでは最高の７億５３１２万８９００円を記録した。これまでの最高額７億１９６９万１９００円（２０２１年１２月３０日）を、３３４３万７０００円上回った。

　ばんえいは近年、コロナ禍による巣ごもり需要などを背景に、インターネット投票が好調に推移。３０日はネット投票が可能な他の地方競馬が午後６時までにレースが終わる一方、ばんえいのみが「ナイター開催」となったことも追い風になった。

　また、同日のメインレース「第２４回ヤングチャンピオンシップ」（ＢＧ２）が「２強対決」と評され、比較的まとまった額の購入があったことなども、発売額を押し上げた要因とみられる。

　ばんえいは１月２日から３日間の「お正月開催」。薄暮開催となり、第１レース発走は午後０時５５分の予定。帯広競馬場では「お正月開催」ならではの催しも用意されており、ばんえい十勝などは多くの来場を呼び掛けている。