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函館新聞

渡島振興局に鏡餅展示 来年も豊作を 八雲町部会が贈呈【函館】

 渡島総合振興局は、渡島合同庁舎(函館市美原4)1階道民ホールに2022年産もち米を使った鏡餅を展示している。JA新はこだて八雲町もち米生産部会(林昌之部会長、38戸)が贈ったもので、直径35センチの二段重ね(計8キロ)。今年の農産物の豊穣を祝い、来年の豊作を祈念している。来年1月6日まで。

 渡島、桧山管内で唯一「もち米」団地を形成している八雲町をPRするため、毎年恒例の行事。八雲産のもち米「風の子もち」を使い、道南スギで作った台座に乗せ、南かやべ漁協が提供したマコンブで飾り付け。御幣(ごへい)やシダも付け、新春ムードたっぷり。

 26日に振興局で贈呈式があり、林さん(47)と横道重人組合長が、田中仁局長に鏡餅を手渡した。田中局長は「毎年ありがとうございます。季節感があって華やかさが出る。来庁者に風の子もちをPRしたい」と述べた。

 林さんは「8月の大雨や高温で生育を心配したが、平年並み以上の収量が取れた。食味も良好に仕上がった。風の子もちは冷めても硬くなりにくいのが特徴で、おこわや赤飯でもおいしく食べられる」と強調。風の子もちのイメージキャラクター「やくもっちぃ」も訪れ、PRした。

 横道組合長は「家庭で餅をつく習慣が少なくなり、インバウンド(訪日外国人)需要も回復しておらず、もち米の消費拡大に力を入れたい」と話していた。  正月の「松の内」が明けたら、餅の食べられる部分を希望する職員に配る。振興局は1月3日まで休み。午前8時45分~午後5時半。

贈呈した鏡餅を持つ(左から)横道組合長、田中局長、林部会長

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