新鮮なホッキなどを格安で販売した

　釧路市東部漁協（北島千也組合長）は２９日、年末直売市を同漁協１階荷さばき場（大川町１）で開き、多くの市民が格安で販売された鮮魚や水産加工品を買い求めた。

　会場には、前日前浜で捕って砂出しした新鮮なホッキや生のタコ足、ババガレイ、冷凍毛ガニ、水産加工品などが並んだ。若手漁業者や漁協職員が対面販売を行い、ホッキの殻をむいたり鮮魚をさばいたりといった要望にも応じていた。

　午前１０時のオープン前には３０人以上の列ができたが、正月用の買い物をしていた釧路市の貝塚裕子さん（７５）は「漁協の直売だからものがいいのは間違いない」と話していた。

　同漁協では、２０１６年から休止していた直売の「土曜市」を、市民の要望に応えて来年１月から復活させる。土曜市は毎月第４土曜日の午後１時半からで、売れ切れ次第終了。