リズミカルな「なるこ踊り」を披露するドレミの園児たち

【新冠】75歳以上のお年寄りを対象とした「ひとり暮らしふれあい年越会」が14日、町レ・コード館町民ホールで開かれ、町立認定こども園ド・レ・ミ園児のよさこい踊りやビンゴゲームなどを楽しんだ。

　町内に住む独居高齢者に良い歳を迎えてもらおうと、町社会福祉協議会（鎌田盛行会長）が主催し約70人が出席した。町民の募金による「赤い羽根共同募金」の助成金事業として実施。

　遠方や歩行困難な高齢者には町ライオンズクラブの会員が送迎に当たり、町内ボランティアグループのあゆみ（杉田友子代表、会員17人）が会場の飾り付けやビンゴゲームの進行などを担当した。

　開会で鎌田会長は「新型コロナウイルス感染症が依然としてなかなか収まらない中での開催。限られた時間で、楽しい一日を過ごしてください。元気に新しい年を迎えてほしい」、来賓の鳴海修司町長は「皆さんの元気な姿をみて大変うれしく思います。コロナも収まらず、寒さも厳しさを増してくるが健康で、よい年を迎えてほしい」とあいさつ。

　年越会では、認定こども園ド・レ・ミの年長組41人が、「きみにあえてうれしい」「世界中のこどもたちが」の歌と踊りに続き、なるこを手に力強くリズミカルな「よさこい踊り」を元気に披露し、参加者は目を細めながら笑顔で大きな拍手を送っていた。この後、豪華景品付きのビンゴゲームを楽しんだ。

　新型コロナの感染防止のため、弁当は自宅に持ち帰った。また、北海道コカ・コーラボトリングからも飲料水が提供された。