【新ひだか】静内幼稚園（松井伸樹園長、園児90人）の園児代表４人が12日、町社協を訪れ、園児たちが小遣いを出し合って集めた歳末たすけあい運動の寄付金１万３０５３円を町共同募金委員会の佐藤雅裕会長に手渡した。

　同園の園児と父母の協力によるたすけあい運動の寄付は１９６７年（昭和42年）から実施しており、今回の寄付金と合わせ、これまでの寄付累計額は２７７万３０４６円になった。

　この日は、佐藤晴美副園長と橋本樹奈教諭に引率されて年長組の伊藤良真（りょうま）君、原匠君、石井陽梨（ひな）ちゃん、谷崎彩花（いろは）ちゃんの４人が、みんなで集めた現金の入った缶を持参。

　園児たちは声を合わせて「自分たちのお小遣いの中から集めたお金です。困っているお友達が楽しい正月を過ごせるよう分けてあげてください」と贈呈。佐藤会長から「困っている人たちのために大切に使わせていただきます」とお礼の言葉があり、園児たちに赤い羽根キャラクターの風船、ドラえもんなどの紙募金箱がプレゼントされた。

佐藤会長（左）に歳末たすけあい運動の寄付金を手渡す代表園児たち