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釧路新聞

木島さん、絵本「くしろ炉ばたかぞく」発売【釧路】

特設コーナーを設け販売している絵本「くしろ炉ばたかぞく」

  釧路市内のアートディレクターで絵本作家の木島誠悟さん(2017年度釧新郷土芸術賞受賞)の最新作として、釧路の炉端について描いた絵本「くしろ炉ばたかぞく」(釧路炉ばた学会発行、32ページ、1500円)が16日、道内のコーチャンフォーグループで発売された。このうちコーチャンフォー釧路店では、カウンター前に特設コーナーを開設しPRしている。

 木島さんは1949年釧路市生まれ。絵本「きりんがくる日」(文・志茂田景樹氏)で第19回日本絵本賞読者賞受賞。このほかに「シロクマゆうびんきょく」「おもちゃびょういん」などがある。これらの作品はアメリカ、フランス、中国、台湾などでも出版され、多くの子供たちに愛されている。

 「くしろ炉ばたかぞく」は、市内の末広繁華街で炉端を営む家族の話。全国に広まり有名となった「釧路炉ばた」の始まりや、炉端焼きで提供する釧路港で水揚げされた魚介類などを紹介。文章は小さな子供も読めるよう漢字に振り仮名を付け、英文でも書かれている。

 木島さんは「子供や海外から旅客船で来る外国人旅行客にも紹介できるように作ったユニークな本です」とコメントを寄せている。同釧路店では「久しぶりの釧路の絵本作家の作品。地元の話なので、炉端発祥の経緯など知ってもらえたら」と話している。

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