「液体窒素」に興味津々【日高】
【日高】国立日高青少年自然の家(山下達也所長)は3、4の2日間、令和4年度「サイエンスフェスティバル」(実行委主催)を開催した。
小学3年から6年までの児童を含む家族を対象に、28家族76人の親子が参加した。同事業は、自然科学に触れる体験活動の機会と場を提供することを通して、青少年の知的好奇心を刺激するとともに、子どもの理系分野への興味・関心を高めることを目的としている。
当日は、苫小牧工業高等専門学校サイエンス部の学生26人が「ロボットプログラミング」、「電気を作る実験」、「サンドブラスト」、「化学の実験アラカルト」、「アロマオイルを使った工作」など科学体験ができるブースを準備。参加家族は2日間を通して、全6ブースで科学実験や工作を楽しんだ。
「化学の実験アラカルト」に参加した女子児童は、学生がヨウ素を溶かした水の色を変える粉末がビタミンCであることを説明すると、持参したノートにメモを取るなど、実験への興味・関心を高めていた。
また、3日夜に実施した「ミニサイエンスショー」では、サイエンス部顧問の村本充教授が「液体窒素」を使った実験を披露。液体窒素にで凍ったボールを床に落とし粉々になる様子を見た児童たちは「すごーい‼」と目を輝かせて驚いていた。
アンケートで児童たちから「ロボットプログラミングが楽しかった。すごく頭を使った」、「液体窒素の実験が面白かった」とあったほか、保護者からは「高専生のお兄さん、お姉さんを見て高専への興味がわいたようだ」との声もあった。
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