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日高報知新聞

門別競馬場の改修予算確保など【日高】

 日高町村会(会長・大西正紀えりも町長)と日高総合開発期成会(会長・鳴海修司新冠町長)、軽種馬生産構造改革推進会議(会長・大鷹千秋日高町長)、日高軽種馬振興対策推進協議会(会長・池田拓浦河町長)の4団体は7日、道庁本庁舎で宮田大農政部長にホッカイドウ競馬運営に関する要望書を提出した。老朽化が進む門別競馬場の改修予算確保のほか、出走馬を確保した魅力ある番組編成による売り上げの維持・拡大への取り組みなどを求めた。

 ホッカイドウ競馬は「第3期ホッカイドウ競馬推進プラン」において、「これからも競馬ファンに愛されるホッカイドウ競馬」を目指し、JBC2歳優駿の開催や牝馬競走の充実など軽種馬生産地ならではの取り組みに加え、高画質な映像の提供や、ネット販売などの取り組みで、勝馬投票券の発売も好調に推移している。また、今年の発売額が527億7857万5710円と史上最高額を更新し、10年連続の黒字が確実視される。

 要望書には、「第3期ホッカイドウ競馬推進プラン」に掲げる①馬産地を通じ、強い馬づくりと全国への競走馬の供給②ホッカイドウ競馬の認知度向上と発売拡大③場外発売所での他主催者競馬の発売による収益確保④騎手・きゅう務員など競馬の基盤となる関係者の確保⑤老朽化した基幹施設の配置見直しと整備更新―の5つの経営方針に基づき、競馬事業の永続的な発展と馬産地日高のさらなる活性化に資するよう訴えた。

 要望活動には、4団体の大西会長と鳴海会長、大鷹会長、池田会長ら管内3町長が参加し、道庁本庁舎で宮田農政部長と赤池政彦競馬事業室長と面談。面談で大西会長は「老朽化が進む門別競馬場のインフラ整備が着実に進められるよう予算の確保をお願いしたい」。鳴海会長は「ホッカイドウ競馬の収益について、馬産地へ優先的に配分をお願いしたい」、大鷹会長は「門別競馬場の整備について、実施設計を確実に進めていただくとともに、発注は地元の事業者が参画できる環境を整えてほしい」と話した。

 これに対し宮田農政部長は「老朽化の施設整備は令和5年度に着工する。ホッカイドウ競馬の利益は基金に積んでいるが、基金を活用して施設整備に充てて、馬産地に還元する」と示した。

 ほか、藤沢澄雄道議と面談し、要望活動を終えた。

宮田農政部長(中左)へ要望書を手渡す大西会長

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