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釧路新聞

北陽高吹奏楽局総文祭へ出場 2年ぶり3回目【釧路】

2年ぶり3回目の総文祭出場を決めた北陽高校吹奏楽局

 釧路北陽高校吹奏楽局(上田有莉局長、局員36人)が、第27回全道高校マーチングバンド・バトントワリング発表大会(高文連主催)で最優秀賞を獲得。第47回全国高校総合文化祭(かごしま総文、2023年7月29日~8月4日)のマーチング部門に、道代表として出場を決めた。同局の総文祭出場は2年ぶり3回目。上田局長(2年)は「私たちだからこそ演奏できる『北陽サウンド』を披露したい」と意気込む。

 全道大会は11月18日にカナモトホール(札幌市)で行われ、マーチング部門には7校が出場。舞台上で次々と隊形を変えながら演奏するドリル演奏の腕を競った。同局が使用したのはイギリス人作曲家、マルコム・アーノルドが制作した映画「六番目の幸福」の劇中曲「第6の幸福をもたらす宿、、ハッピーエンディング、、」など4曲を独自にアレンジして組み合わせ、10分に編集した楽曲。この映画で問われた「人それぞれの幸せ」を表現するため、自分たちの幸せとは、音楽に取り組む中で仲間との絆や笑顔を結び合えることだとし、テーマを「結~ROADtoHAPPINESS~『アーノルドの音楽にのせて』」に設定した。

 本番のステージでは、隊列に曲調と連動した一糸乱れぬ動きや愛情を表す柔らかな動きを織り交ぜ、テーマの「結」に沿った波の動作にこだわった。また、演奏は雰囲気が異なる4曲それぞれのインパクトが伝わるよう心掛けた。コロナ禍で全体練習が思い通りできず、各局員が自宅で練習に取り組み、直前に札幌で行った区民センター2カ所での全体練習で発揮した最大限の集中力を維持して大会に臨んだ。

 総文祭に向けて、ドリルチーフの忠鉢叶芽さん(2年)は「目指す具体的なイメージを全員で共有して良いステージをつくりたい」、上田局長は「今からの準備がとても大切。夏にかけての長い時間をしっかりと見通して、一日一日の練習を大切にしていきたい」とそれぞれ語り、前回出場の紀の国わかやま総文2021で受賞した実行委員会特別賞を上回る活躍を目指す。

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