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釧路新聞

山﨑さん(釧湖陵2年)フィギュアで国体へ【釧路】

賞状を手に笑顔の山崎選手

 釧路市春採アイスアリーナで10、11日に行われた、フィギュアスケートの第75回北海道高校選手権大会兼国民体育大会冬季大会北海道予選会(道高体連など主催)で、釧路湖陵高校2年の山崎舞美選手が、女子の高校・少年Aクラスで2位となり、来年1月28~31日に青森県で開催される国体の北海道代表に選出された。(鈴木大聖)=関連記事8面に国体道代表は、基本的に各部門の1位と2位の選手が選出される。山崎選手は初日のショートプログラム(SP)で2位に付けると、最終日のフリースケーティング(FS)でも安定した演技を見せ、合計113・67点の今季ベスト記録をマーク。順位を落とすことなく2位となった。

 山崎選手は「最終日のフリーでは逆転が起きやすい。初日のショートでは3位に3点差しかつけることができなかったので不安が大きかった」としながらも「今の自分にできることをやるしかないと思った。納得する演技ができたし、国体の代表に選ばれて本当にうれしい」と笑顔を見せた。

 6位以内のため、本来なら2年連続でのインターハイ(全国高校総体)切符も獲得していたが、今季は開催地変更の問題で出場できないことに。「高校の目標が3年連続でインターハイに行くことだった。何を頑張ればいいのか分からなくなって、立ち直れなかった」。しかし「国体や他の全国大会に出場して『なんでこの子はインターハイに出られなかったんだろう』と思われるくらい上手になろうと、頑張って気持ち切り替えた」と精神面が成長。前向きに練習に励んだ成果が結果として表れた。

 国体では125点超えを目標とし「3回転ジャンプの成功率を上げて、もっと演技に組み込めるようになりたい。北海道の足を引っ張らないように頑張る」と闘志を燃やしている。

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