音別キクイモで地ビール 「釧路ブルワリー」HPで直販【釧路】
釧路市音別町の特産品として注目されている``キクイモ、、を原料にした地ビール2種を、釧路の合同会社「釧路ブルワリー」が開発に成功。今月20日ごろから釧路市内の栄屋酒店(末広町3、渡部哲大代表取締役)で業務用の販売を開始。一般向けにホームページ(HP)で直販することとなった。血糖値の上昇を抑制する効果が話題を呼んでいるキクイモが、辛党を喜ばす釧路の新しい味へと飛躍することになりそうだ。
新しい地ビールは、同市音別町の市橋建設(川村聡史社長)の菊芋事業部から原料となるキクイモを仕入れ、ドイツ産の麦芽を使って網走ビールに製造を委託。釧路湿原の優しい緑の風をイメージした、すっきりとした味わいが特徴のケルンタイプ「くしろの風」と、世界三大夕日の街として注目されている夕焼けをイメージした大人の味わい、エールタイプの「くしろ夕焼け」の2種類を開発した。
アルコール度数5%のビールで、初年度はそれぞれ2500本を生産。価格は1本(330㍉㍑入り)で880円。業務用の販売を担当する同酒店の渡部社長は「コロナ禍でビールの消費は伸びていなかったが、釧路をイメージする二つの地ビールが開発され、これからが楽しみだ」と期待感を膨らませている。釧路を訪れる観光客が釧路のネオン街で味わうのも良し、旅の土産に買い求めるのもまた良し。大いに話題を呼びそうだ。
新しい地ビールのボトルのラベルは、釧路出身の若手イラストレーター北玄さんが担当。女性の辛党にも人気を呼びそうな、おしゃれなデザインに仕上がっている。
今回の地ビールを開発した「釧路ブルワリー」では、今後は生産そのものも地元釧路で行うことを予定しており、現在は生産拠点を探している段階だという。
新しい地ビールの一般販売はhttps//www.kushirobeer.comへ。
関連記事
500機ドローン Xマス彩る 道の駅で道内最大級ショー【上士幌】
LEDを搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会主催)が12月21~25日、上士幌町内の道の駅かみしほろで...
焼き魚をテークアウトで 移動販売「えぞ吉」が専門店開業【帯広】
魚の移動販売が人気だった「えぞ吉」(樽美拓哉代表)は22日、帯広市西21南2に「魚の炭火焼き専門店えぞ吉」を開業する。自家製の干し魚を浦幌木炭で「じっくり丁寧に焼いた」(樽美代表)商品などをテー...
ボージョレ解禁 コクある出来 十勝ワイン新酒もきょうから【帯広】
フランスのボージョレ地区で、その年に収穫したブドウを醸造したワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が、21日午前0時に解禁された。十勝管内の酒販店にも早速並んでいる。 帯広市西18南3の「ワ...
海中転落、迅速救助に 室蘭海保、2消防と潜水訓練【室蘭】
室蘭海上保安部は18日、室蘭港南防波堤付近の海域で、室蘭と登別の両市消防本部との合同潜水訓練を実施した。車両転落などを想定した要救助者の捜索と救助を通して、万が一の際の手順や連携を確認した。 ...
思い出、ドアと一緒に 洞爺湖温泉観光協会、記念撮影用に設置【洞爺湖】
洞爺湖観光を楽しんでもらおうと、洞爺湖町の洞爺湖温泉観光協会(大西英生会長)は、湖周辺に記念撮影用の開き戸「TOYA DOORS」を設置した。同協会は「フォトスポットとして、ぜひ活用して」とP...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】