【新ひだか】町老人クラブ連合会静内支部（及川泰明支部長、17単会、会員４９４人）の研修会が17日、町公民館で開かれ、赤い羽根共同募金協賛のチャリティー「カラオケ交流会」で自慢ののどを披露し楽しい時間を過ごした。コロナ禍の影響を受け、芸能部門は３年ぶりの開催。

　研修会には約１１０人が参加。例年、研修会では午前に講演会、午後から各クラブがステージで舞踊、歌謡曲など数多くの芸能を発表。作品展示コーナーでは手芸、陶芸、パッチワークなどで日ごろの活動成果を披露した。コロナ禍の中、感染防止のためこの日は、芸能発表に代えて１時間半の第２弾「カラオケ交流会」を企画した。

　開会で及川支部長は「今日は、コロナ禍を忘れ、会場を昭和の歌でいっぱいにしたい。みんなで楽しく過ごし、心の栄養が蓄えられたら」とあいさつ。

　各単会から15人がエントリー。トップは大槻専一さん（第２静老）の「兄弟船（鳥羽一郎）」で始まり、石村興子さん（第１静老）の「阿吽の花（島津亜矢）」、佐藤一男さん（春立）の「醉歌（吉幾三）」と続いた。

　休憩をはさんで後半は三戸智子さん（第５静老）の「心（島津亜矢）」から。トリは阿部行雄さん（第５静老）の「べにばな（五木ひろし）」で締めくくった。参加料の３００円は、全額共同募金会に寄付された。

３番目の佐藤さん（春立）は「醉歌（吉幾三）」を熱唱