【日高】町スポーツ少年団指導者協議会が主催する自然体験クラブの今年度６回目の活動「落葉で食材を焼いてみよう」が10月30日、小学３～６年生８人、リーダーの中学生５人関係者２人計15人が参加して広富山村研修センターで行われた。

　同クラブは、「うみ遊び」、「ラフティング」、「有珠山登山」、「広富アドベンチャー」、「施設見学」、「エンジョイスケート」など全10回の自然体験活動を仲間と取り組み、主体性や協調性、創造力、異年齢間の集団活動を通して社会性を養うことを目的に開催。町教委共催。門別リーダーズクラブ主管。

　この日は、３グループに分かれてオリエンテーションから始まり、みんなで「落ち葉集め」をして火を起こしたあと、「サツマイモ」「ジャガイモ」「生卵」「リンゴ」をそれぞれ濡らした新聞紙で巻いてアルミ箔で包んだ。火の管理をしながら40分程度で焼き上がり、サツマイモやジャガイモは上手に出来たが、生卵はゆで卵の様には殻がむけないことを発見。焼きリンゴは少しあまみが足りず酸っぱく出来上がった。体験してみて分かることが沢山あり、みんなで楽しく語り合いながら食べた。

　午後からは「紙皿アート」に挑戦。紙皿に今まで活動体験した写真を好みに切り、山村センターの周りのあざやかな落葉を拾い、木工用ボンドで上下を使いきれいに止めた。表面にもボンドを丁寧に薄くぬると透明に乾き、思い出の作品が出来上がった。

焼き上がった食材を食べる参加者たち