旅の疲れを癒す【新ひだか】
【新ひだか】静内市街地を流れる2級河川「古川」で9日、オオハクチョウの親子8羽が飛来しているのが確認された。長旅の疲れを癒すように念入りに羽をつくろい、首を河床に下げて水草や藻などを採食するなど、旺盛な食欲を見せている。
かつて、生活排水の増加やごみの不法投棄もあってドブ川と呼ばれた古川は、町民有志による「古川を考える清流の会」の活動を中心に行政機関と連動し、清流の復元活動に取り組んでおり、14年ほど前からサケの遡上やオオハクチョウの姿が見られるようになった。
清流の会の三宅靖夫会長(79)は「今年もオオハクチョウが、1週間程度遅れて11月6日に3羽、7日に6羽、9日には8羽が飛来している。清流の会の清掃活動の影響も大きいのでは」と話す。三宅さんは、毎日午前8時前後に見回り、オオハクチョウの安全を見守っている。
冬の使者オオハクチョウはシベリア方面から静内へ飛来し、静内川では中流域から河口域にかかる広い範囲で冬期間でも河川が結氷しないため、道内の河川での越冬数が最も多く、例年200羽程度が越冬し、古川でも80羽程度が越冬している。
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