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釧路新聞

釧北陽サッカー部活動PR ポスター製作やアプリ運用【釧路】

「多くの人に応援してもらえるサッカー部を目指す」と話した釧路北陽高校サッカー部のメンバー(同部提供)

 釧路北陽高校サッカー部が、同部PR用のポスターを作り、試合観戦などができるアプリの運用も始めた。同部顧問の伊藤修監督は「釧路のサッカーにはプロがない。高校サッカーが地域に根差して発信していかないと」と話している。道内公立のサッカー部でアプリを活用するのは初めての取り組み。

 同部は今季は釧根管内の大会では無敗で、全道大会でも力戦奮闘した。フットサル競技では全国準優勝経験のある強豪で、国内最高峰のフットサルリーグのFリーグで活躍する「Fリーガー」を輩出している。

 ポスターは「言うことはない見てくれればいい」の言葉に同校写真部が撮影したものを利用。QRコードを読み取ることで、アプリを入手できる。アプリでは「PLAYER!」のIDを登録することでアクセスできる仕組みとなっている。2022年4月以降の試合結果と映像が視聴できるほか、公式ツイッター、メンバーシップ機能も備えている。

 配信用の動画の作製は選手たちが自主的にやっているもので、試合に応じてビデオ、インスタグラムの担当に分かれている。アプリの運営は、同部保護者会が受け持つ。ポスター、アプリに加えて、クリアファイイルとバックボードも製作した。ポスターは、生徒が釧根管内のスポーツ施設や店舗などを回り、300枚ほどを配置した。

 ポスター掲示とアプリの運用は、同部の宣伝のみならず、釧路の競技振興を見据える。MF笹岡渓人主将(2年)は「クラスメートも積極的にダウンロードしてくれている。もっといろんな人にサッカーを見てもらいたい。多くの人に応援してもらえるように頑張りたい」と静かに闘志を燃やす。伊藤監督は、大きなゴールは人工芝グラウンドの造成とした上で「まずは見てもらうことが第一。プロのような環境を整え、釧路のサッカーを、身近に感じてもらい、盛り上げていきたい」と語った。

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