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釧路新聞

ふるさと納税返礼、猛禽類研とクレインズのオリジナル品8日から追加【釧路】

 釧路市は8日から、ふるさと納税の新たな返礼品に、猛禽(きん)類医学研究所とひがし北海道クレインズのオリジナル品を加える。ふるさと納税の寄付が本格化する11~12月に向けてPRを強化するとともに、両団体の活動支援にもつなげる狙い。

 2日の定例記者会見で蝦名大也市長が明らかにした。主な返礼品は、同研究所がシマフクロウ刺しゅうトートバッグ(寄付額2万9000円)やサポーターズバッジとオリジナルステッカー(同6000円)など3品目。クレインズはチームと試合ができる権利(同100万円)、アイスホッケー体験(同10万円)など9品目としている。

 特にクレインズは企業版ふるさと納税による支援も寄せられており、蝦名大也市長は「体験型返礼品を通じてアイスホッケーのファンを増やしていき、バックアップにもつなげたい」と意欲を示した。今年度、市のふるさと納税目標額は20億円で、ピークを迎える11~12月に向け、申し込みサイトの写真を見やすくしたほか、細かい商品説明に取り組むなど、発信力の強化に努めている。

 このほか、3支所1分室の廃止方針について市民から広く意見を募るパブリックコメントが、釧路司法書士会釧根支部の要望を受けて一時延期したことについて「マイナンバーカードでは対応できない職権を扱う司法書士会からの要望だったため、再度ご理解をいただくため延期した」と説明。「市としては廃止の方針を持っているが、パブリックコメントでいただいた意見にどう対応できるのか検討を深めていきたい」と述べた。

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