迫力あふれるプレーを見せる天皇杯が開幕

　バスケットボールの第９８回天皇杯全日本選手権大会３次ラウンド（日本バスケットボール協会主催）が２９日、ウインドヒルくしろスーパーアリーナで開幕した。出場全１０チームは２ブロックに分かれ、次のステージ出場を目指して３１日まで熱戦を繰り広げる。

　競技初日は越谷アルファーズ対トライフープ岡山、山形ワイヴァンズ対アルティーリ千葉、広島ドラゴンフライズ対滋賀レイクス、仙台８９ＥＲＳ対名古屋

　ダイヤモンドドルフィンズの４試合を実施。選手たちは、来場者を盛り上げるパワフルなプレーを披露した。

　マルサ笹谷商店の協力でレバンガと釧路市スポーツ振興財団が配布した小中学生無料招待券を使って来場した釧路市立青葉小５年の丹葉彰くん（１１）は「すごかった。迫力も、チームワークも。機会があったら見にきたい」と目を輝かせた。釧路市立共栄中学校１年でバスケットボール部に所属する佐藤妃真里さん（１３）は「富樫選手とジェフリー・パーマー選手を楽しみにしている。（初日の試合は）かっこ良くてスピードもあってよかった。生でプレーを見られるのはうれしい」と話していた。

　レバンガ北海道は３０日午後２時から、アルティーリ千葉と対戦する。