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日高報知新聞

星空の撮影を楽しむ【様似】

【様似】留萌市出身の星空写真家、成澤広幸さん(42)=埼玉県在住=による「星景写真撮影ワークショップin様似町・北海道2022」が22、23の両日、町内岡田の様似共栄牧場敷地内で行われ、道内外から14人が参加して星空の写真撮影を楽しんだ。

 様似写真愛好会(SPA)が主催し、浦河観光協会が企画・実施の1泊2日のプログラム。町教委と町アポイ岳ジオパーク推進協議会が後援、様似共栄牧場と様似町観光協会が協力。SPAの会員が知人の成澤さんに打診し、観光協会と相談して初開催した。

 初日は撮影場所の下見を終えた後、旧JR日高本線様似駅ホームで夕食。様似を盛り上げようと活動する「まんまの会」(前田寿子会長、7人)が用意した地元産の旬のサケのフライやイクラなどの弁当に舌鼓を打ち、参加者たちは交流を深めながら撮影に向けて腹ごしらえを終えた。

 この後、期待を膨らませながら撮影場所の様似共栄牧場へと移動。心配された雨も過ぎ去り、到着後はさっそく撮影準備を開始。成澤さんからのアドバイスでピント合わせやカメラの設定などを調整しながら、天の川の撮影などに挑戦。時間いっぱいまで満点の星空撮影を堪能した。

 滋賀県長浜市から参加した会社員、宮村直(ただし)さん(60)は「成澤先生のワークショップは丁寧。今回は購入したレンズの出来高を見たい」と張り切って参加。タイムラプスなども活用しながら撮影を終えて「様似の思い出となる馬と星空も撮れた。最高の旅行になりました」と満足気な様子。

 講師の成澤さんは「日高にはなかなか来る機会がなかったが、フォトスポットも多く、星空と自然の相性も良い。星空写真は難易度が高い趣味とされるが、ちょっと晴れた日に空を見上げると普段見ることのない非日常が味わえる。写真というコンテンツを通じて楽しんでいただけたら」と話した。

星空撮影を前にカメラを調整する参加者たち

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