浦河消費者協会と浦河町消費生活センター共催の「２０２２年度第48回うらかわ消費生活展」が21日、町総合文化会館ふれあいホールで開催された。消費生活相談やパネル展示のほか、フリーマーケットなどの出店販売が行われ、多くの町民が訪れていた。

　新型コロナウイルスの影響で一昨年は中止し、昨年はフリーマーケットの出店販売を見送り、パネル展をメインに開催していたが、今年度は３年ぶりにフリーマーケットなどの出店販売も含めた本格的な催しとなった。

　会場内には、消費生活相談・行政相談などの相談コーナー、日高振興局からは環境生活課、農務課が地域の環境や食に関するパネル展、森林室は木を使ってコースターを作る体験ブース、保健センター地域包括支援センターは血圧測定を行いながら健康アドバイス、ほくでんネットワークでは、エネルギーや地球環境ＰＲパネル展などの各種ブースを設置したほか、浦河警察署コーナーでは、公式防犯アプリ「ほくとポリス」の周知と利用促進のＰＲ活動を展開した。

　フリーマーケットでは、浦河消費者協会員手作りのアームカバーやボックスティッシュカバー、マスクカバーのほか、衣類や食器、昔なつかしの駄菓子などが販売された。また、地元産の野菜やイチゴ、特別栽培米なども用意され、午前10時半の開場から多くの来場者が詰め掛け、お目当ての商品を購入していった。

　正午からはパン屋「ぱんぱかぱん」の調理パンや、お料理松山の「かつめし」が販売され、昼休みのサラリーマンなども訪れて会場はにぎわっていた。

総合文化会館で開かれた「うらかわ消費生活展」