ノルウェーのオスロ市から「サンタランド」の認定を受けている広尾町の大丸山森林公園で２２日、ツリー点灯式が開かれ、１５万球のイルミネーションが点灯を開始した。年明けまで点灯し、クリスマスシーズンを彩る。

サンタの家の周辺を彩る５０００個の木製イルミネーション（広尾町の大丸山森林公園で）

　通常のイルミネーションのほか、木製イルミネーション（立方体のランタン）５０００個をサンタの家周辺に配置。来年１月３日までの午後４時～同１０時に点灯する。

　点灯式は午後５時半から催し、サンタクロースに扮（ふん）した村瀬優町長が「一日も早く世界で紛争が収まり、平和で素晴らしい年を迎えられることを願う」とあいさつ。関係団体や児童・園児の代表らでスイッチを押すと一斉に点灯、花火が打ち上がった。

　音更町から家族５人で来場した会社員の斉藤真介さん（３６）は「コロナが落ち着いたので初めて来てみた。想像以上にきれい。子どもたちも喜んでいた」と話していた。

　３年ぶりに飲食販売やミニコンサートなどの集客イベントを実施。点灯式には石川香織衆院議員も駆けつけた。式の様子はユーチューブで配信、ＯＣＴＶも生中継した。ＯＣＴＶは再放送する予定。詳しくは同社（０１２０・１６・６５１１）へ。

関係者による点灯式。中央はサンタクロースに扮した村瀬町長